私どもは貿易商社なので海外が身近にあります。
コロナ以前は、海外からバイヤーなどの外国人のお客様の来日も頻繁でした。極端に言えば商談は海外とするものと思っているぐらいです。しかし、ご相談を受ける多くの日本企業がそうは思っていません。海外と取引するのは大きなハードルがあるとお考えの方々が非常に多いのが実情です。その想いこそがハードルになっているのですが・・・

たまに海外へ紹介できる商材はないかと国内のギフトショーや、見本市などに足を運ぶのですが、担当者の多くは「海外？・・・いやいや、当社はではとても」という会社がほとんどで、中には「おいくらぐらいで・・・」と及び腰の方もおられます。価格云々や企業規模など問題ではありません。海外で売ってやる！海外にアピールしたい！そんな想いが必要なのです。

これまでの日本の市場は、世界手に見て特殊だったと考えてください。

単一民族、日本語だけで一億人以上のマーケットで勝負できる。しかも戦後、高度成長でゼロから世界有数の先進国に上り詰めた右肩上がりの経済は、日本人に寄り添っていれば何とかなりました。日本さえ見ていればよかったのです。しかし・・・これからはそうはいきません。今後数十年で人口が毎年100万人単位で減少します。

これまでの特異なお宝マーケットが縮小するのです。脅しでもなんでもなく、今、企業の自己規制？鎖国を解くべき時なのです。海外に踏み出す勇気と気概を持って欲しいと思います。

大切なのはまず考えすぎないこと！マーケットが縮小するならマーケットを求めて海外で勝負すれば良いだけのことです。海外は製造拠点だけではなくマーケットです。日本製品は高品質、安心安全、クールというイメージを持たれています！Made in Japanというだけでブランド力があるのです。尊敬さえされます。

コロナ前にタイから来た友人は、オニズカの靴が大好きです。その折も10足買っていきました。また、来日時は、必ずヨドバシカメラで自分のために電化製品を数十万円単位で買っていくバイヤーは必ず「これは日本製か？」と聞きます。どんなにかっこよくても高機能でも日本製じゃないと知ると見向きもしません。ベトナムのバイヤーは、奥様と娘さんへと化粧品を山ほど買い込みます。すべて日本製です。また、ダイソーで50,000円もの大量の商品を買ったバイヤーは、「日本製じゃないよ？！」との忠告にも「日本で買ったことが良い！」という始末。これには笑いましたが、それが日本なんです！自信を持って立ち上がりましょう。

こんな話をすると、それは有名だから、大企業だから・・・という方が大勢います。有名なのは広める努力をしたからであって日本で有名なだけで簡単に売れるようなものではありません。まず、一歩踏み出す勇気を持ってください。対応する部署がないから担当者がいないから、語学が・・・説明書がマニュアルが、梱包が、許認可は？税関？など心配ばかり先にしていては、全く前に進みません。進みながら考えていけば、解決していけば、良いじゃないですか

まずは、私どもにご相談ください！「これを海外で売りたい！」というだけです。ただし丸投げですべて上手くいくものではありません。一緒になって海外化（海外に適応させる）する努力をお願いします。渡したりは全力でそのお手伝いをさせちただ来ます。すべては貴社の想い次第です。

ご相談は無料です。
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